【人間関係の断捨離】人付き合いが面倒/苦手/疲れる時に見直したい8個のやり方

当ページのリンクには広告が含まれています。

長い人生、山あり谷ありで、やること成すこと上手く行く時期もあれば、その反対もあります。

人生に疲れ切ってやることが裏目に出るときにはバイオリズムも低下していますが、背景に抱える悩みの大部分を占めるのが人間関係です。

私達の人生で最も重要なことの一つが、人間関係のコントロールなのです。

目次

仕事・人脈を築くことに疲れた時

今、交友のある人を10人思い浮かべてみてください。
現在のあなたの状況は大体その10人を平均したものに近いんではないでしょうか。

趣味嗜好、生活スタイル、職業をはじめ、社会的地位、年収、思想、知性、倫理観、家庭環境、交際状況、柔軟性、決断力、お金の使い方、に至るまで思い返していただくと概ね当てはまらないでしょうか。

会社で働くことや、人脈を作ることに疲れてしまった場合、あなたの理想と現実の人間関係に大きなギャップが生じていると言えるでしょう。

もし現状を問題だと捉えており、何とかして現状を変えたいと思っているとしたら、一番良い方法は現在の人間関係を断捨離してしまうことです。

やり方① 断捨離したい人間関係の基準を決める

まずは断捨離したい人間の基準を決めましょう。

例えば、以下の様に詳細な条件を紙に書き出していくと良いと思います。

  • 成長する意思が感じられない
  • 自立できない/集団でしか行動できない
  • 約束を守らない
  • 自分に甘く他人に厳しい
  • 口だけで行動が伴わない
  • 時間にルーズ
  • 酒癖が悪い
  • 喫煙者
  • 気分屋
  • 金銭感覚/経済観念に乏しい
  • 人の意見を聞かない/理解しない
  • 物事の否定から入る
  • その他、常識を逸脱している

今後どうなりたいかによってどのような人と関係を深めたいかが決まってくると思いますが、逆のアプローチとしてこのように誰と付き合わないかを決めるのも有効な方法だと思われます。

不要な人間関係を整理すると、それに付随して時間の浪費も断捨離できるというメリットがあります。

バッサリと切り捨てるかは柔軟に

人間関係の断捨離と言ってしまうとドライに聞こえますが、状況によって断捨離レベルを柔軟に変えるのがよいでしょう。

友人関係の場合には一切連絡を取らないということでフェードアウトが可能ですし、会社や仕事での人間関係であるならば関わりを完全に断つことはできませんので、例えば今まで良く飲みに行っていたのであれば業務上最小限のやり取りに留める、といった形で柔軟性を持ちつつソフトな断捨離をしましょう。

私の場合はお酒大好きという訳ではないですので、飲み会には参加しませんでした。
飲みニケーションが古い、とは言いませんが、飲み会で行えるレベルのコミュニケーションは日頃の心がけ次第で可能だと思います。
逆に、有意義だと思える飲みであれば、私も参加します!

このように、自分なりに距離を置くレベル感を設定しておくといいと思います。

やり方② 大学での人間関係は自由

学生時代は自由に行動できるのが最大の良さです。

また、部活動やサークルに没頭するにせよ、勉学に集中するにせよ、全力で取り組めばあっという間に4年間は過ぎてしまいます。
人間関係に悩んでいる暇はありません。

私の場合、サークルには所属しておらず、勉学とゲームと家庭教師のバイトに励んでいました。
勉学は、取れそうな単位は全て取り、休日も大学図書館で本を読んでいました。

更に違った要素を取り入れるために、資格試験に挑戦してみるのも有効です。
文系の方であれば簿記2級を、理系の方であればITパスポート試験を取得すれば、社会に出る前に広く通じるスキルを身につけることができます。

資格が全てではありませんが、大学の勉強と両立しながら資格取得したのであれば、大きな経験値を獲得できると思います。
【参考】初心者が着実に日商簿記2級に独学合格するまでの勉強法と勉強時間

やり方③ 友達は沢山はいらない

友人関係は多ければ良いというものではありません。
量より質という言葉があるように、コミュニケーションの質が重要です。

上辺だけの友達関係だと、付き合いを続けるだけでお金も掛かりますし、そのような関係に限って見栄を張ることも必要になってきます。

そのような関係はあなたの貴重な時間とお金を浪費しているとも言えますので、量を求める必要はありません。
それよりも、一人で静かな時間を読書に充てるという方が有意義な生き方だと言えるでしょう。

人間関係に疲れた場合には、読むセラピーとも呼ばれている十二国記をまとめ買いして読まれてみるのも良いと思います。
リア充を装っていたものの空っぽの人間関係しか築けなかった主人公の女子高生、中嶋陽子の内面の成長を目の当たりにして、きっと清々しい読後感をもたらしてくれることでしょう。

やり方④ ラインやfacebookなどのSNSの友達を整理する

ソーシャルネットワークでの繋がりは時間や場所を問わずにコミュニケーションできるという利便性をもたらしてくれましたが、逆に「いつでも拘束される」というデメリットもあります。

SNSで流れる膨大な情報を見るだけで、私達の脳内リソースは消耗します。
脳が常に流れる情報に追われている感覚を持ってしまうと、知らず知らずのうちに脳が疲れてしまうかもしれません。

また、facebookにおける友人の近況は基本的には良いことしか掲載されないですので、それを見て羨ましいというネガティブな感情が生れてくるかもしれません。

私はfacebookで計算外の繋がりが増えてしまったため、以下の段階を踏んでアカウントを削除しました。

  1. プッシュ通知をOFFにして、自分の時間に割り込まれないようにする
  2. タイムラインに表示したくない友達について、フォローを解除する(友達は解除しない)
  3. 友達を解除する
  4. facebookアカウントを休止する
  5. facebookアカウントを削除する

再び仕事絡みで必要でfacebookアカウントを再作成しましたが、今度は友達を最小限に絞り、投稿も一つもしていません。

滅多に会うことのない友人の状況に自分の感情が揺さぶられることは勿体無いことですので、何が自分にとって一番大切かを考えて整理してしまうのが良いでしょう。

また、LINEについても長期間に渡り有効活用できていない友だちやグループがあれば、友だちを削除したりグループから退会して整理するのがよいでしょう。

不要な情報が削減されることで雑念がなくなり、瞑想と同じ脳の活性化効果が得られると考えたらワクワクしないでしょうか。

やり方⑤ 親友はいなくても良い

コミュニケーションは量より質だと言いましたが、無理をして親友を作るのも本末転倒です。

「親友」とは肩書ではなく、いつの間にかそのような関係になっていたという「くされ縁」の様なものだと思います。

自然体で触れ合い、前向きな会話をするだけではなく、時には苦言を呈することもできる、そのような人と出会えているのであれば大切にしましょう。

その様な友人が今はいなくても焦る必要はありません。
今は仕事や勉強に没頭したり、様々な経験を積んだり、良い書物を読んだりして、自分を磨きましょう。

あるヨギの自叙伝
パラマハンサ・ヨガナンダ(森北出版)

純粋に見聞を深める目的で習い事を始めてみるのもよいです。
私は写真・陶芸・テニススクールと習い事を経験しましたが、いずれも良い経験となりました。


体験は人生の何にも勝る資産であり、自分を磨いてくれます。
その先に磨き上げた自分に相応しい友人が待っているかもしれません。

やり方⑥ 心変わりする可能性を考える

今までの自分の傾向を振り返り、心変わりする可能性があるかを考えてみましょう。

例えば、あなたが友人からバッサリと切り捨てられた後に、「やっぱりあれはなしで」と言われたらどのように思うでしょう。

心変わりしそうだという場合は、あなたの中でその人との関係について整理しきれていないのかもしれませんので、紙に率直な意見を書き出してみましょう。

マークス EDiT手帳
EDITの手帳は中身はシンプルですが、カバーのカラーバリエーションも多く使いやすかったです。

そして、少し時間をおいて読み返してみましょう。
人間関係に変化を起こす前に、一度自分との対話を行うことが重要です。

やり方⑦ 家族や親子の関係の場合は解決を急がない

家族の問題の場合には、性急に解決に走らない方が良いでしょう。

人生で抱える悩みは、以下をはじめとして年齢や段階に応じて多岐に組み合わさっています。

  • 勉学
  • 仕事
  • お金
  • 健康

どの悩みがレベルが上ということはなく、それぞれが向かい合っている悩みがその人にとって重要な課題なのです。

親は子を、子は親を、夫は妻を、兄は妹を、それぞれの抱える悩みについて思い巡らすことが大切です。
その上で、いきなり決めつけでのコミュニケーションをせずに、少しずつ他愛もない話題からコミュニケーションを図りましょう。

身近な関係だからこそ、気遣いや意地で全てをさらけ出すことが難しい話題もあります。
少しずつ、週に1回でも良いので、最近何があったかを話すだけでも良いと思います。

最初は上手く出来ないかもしれませんが、一言、コミュニケーションを取ってみましょう。

やり方⑧ 仕事での人間関係は割り切って現状維持も

会社での人間関係は自分の意志だけで一方的に断ち切れるものではありません。
特に仕事は一人でできるものではなく、周りの人に助けてもらう局面も多いと思います。

このような場合は現状維持の方針として、どのような人付き合いからもプラスの側面を見出すように心がけるのが良いでしょう。

私も一度人間関係に悩んだ時期がありましたが、幸運にも部署異動があり、環境を変えることができました。
どうしても環境を変えざるを得ないという状況まで来ているのであれば、転職を検討することも一案です。

決断はさておき、転職サイトや転職エージェントに登録するだけでも、一つ行動できたという安心感を得られると思います。

まずは気軽に市場価値を測ってみたい場合はこちら


ITエンジニアの私もお世話になりました。
マイナビエージェントは担当のキャリアコンサルタントの方が親身に対応してくれました。
紹介してくれた起業への面接を受けるかも、こちらの意志を尊重してくれるのでありがたかったです。


女性の場合はこちらに登録されるのも良いでしょう。


まずはリラックスして自分を棚卸しするつもりで一歩踏み出してみるのが良いと思います。

取り巻く相手とバイオリズムが変われば試みは成功

一つの物事が終わりを迎えると、次の物事との出会いと始まりがもたらされます。

人間関係を捨てるのは忍びないかもしれませんが、人には信念や自我があるため、他人を変えることは難しいです。

細胞が新陳代謝を繰り返すのと同様に人間関係も徐々に変わるのが自然な姿なので、まずは自分のバイオリズムと周囲の人物が変われば十分です。

人間関係がスリム化されたことでポッカリと時間に穴が空いた様に思えるかもしれませんが、その時間を使って部屋の断捨離を行い住空間を素敵に変えてしまいましょう。

日々ブラッシュアップを続けて関係が残り続ける人こそが、私たちと同じ速度で成長し変化できる人であり、将来的に長い付き合いになるかけがえのない人となります。

最後に自分自身がいつも自分の傍にいるということを忘れないでいましょう。

胸に手を当てると、生まれたときから今に至るまでずっと私たちの内側で一緒に居続けてくれている自分自身を感じることはできないでしょうか?

「それだけで十分だ」と思える境地に至り、自分との関係を淡々と磨き上げることができたとき、「成長した私」にふさわしい人間関係に身を置くことができているかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次