350時間・6ヶ月で簿記1級独学合格!かかった費用とその効果

簿記1級を独学で合格するには、モチベーションを保つための習慣と勉強環境が不可欠となります。

「簿記1級独学合格プロジェクト」と名づけ、独学で350時間・6ヶ月と最短の勉強時間で効率よく勉強できたのも、やめた習慣始めた習慣があったからでした。
今回は、【習慣と費用対効果編】に焦点を絞り、仕事をしながらどのように勉強したのか、合格の費用対効果について解説していきたいと思います。

1.  飲みに行かずテレビを見ない

当時はシステムエンジニアとして働いておりましたが、幸運にも試験勉強期間中の半年間は仕事は落ち着いており、20時以降の残業は発生しませんでした。

しかしながら、この半年間は平日は飲みには一度も行きませんでした。
これは私がお酒が特に好きではないということと、友人が少ないという点が功を奏しましたw。

あとは本当にテレビを見ませんでした。
特にバラエティ番組やドラマの話については全く知らない状態であったことをよく覚えています。

世の中の流れに多少はついていけなくなるかもしれませんが、話題になっていることを話す相手と飲みに行くこともありませんので、たいして気になりません。

2.SNSを遮断する

TwitterやInstagramなどのSNSは一切排除しました。
SNSは一度見始めると気づいたら1時間過ぎていたなんてことも往々にしてあり得ます。特に、自分が投稿してしまうと、「いいね」や「コメント」が来ていないか気になって勉強に集中できなくなってしまいます。

簿記1級の勉強は一生続くわけではありません。6ヶ月集中すれば合格は見えてきますので、その間はSNSはお休みして勉強に集中しましょう。

3.勉強ブログを通して同志を作った

テレビやSNSを見ない代わりに勉強ブログを作っていました。

キャリアに危機感を感じてモチベーションが高かった私でも、いざ勉強を始めるとモチベーションの維持のために工夫が必要でした。独学で一番大変なことはモチベーションの維持かもしれません。

そのような時に一番ありがたいのが同じ目標に向かう同志の存在です。
時間の無駄に思えるかもしれませんが、半年で合格出来た一因と言ってもいいほど私には意味がありました。

今ではStudyPlusのような勉強アプリもあるので、気軽にそれを利用するのもおススメです。

私の友人の話ですが、資格ではないのですが、毎日記録して公開するダイエットアプリを利用したことで7キロ痩せていました。同じ目標に向かう同士を作る費用対効果は高いといえるでしょう。

4.平日は一貫してリズムを保つ

平日は一貫して以下の様なスケジュールで過ごしました。時間のリズムを作ることが重要です。

時刻予定
7:00-7:30起床、朝食(パン)
7:30-8:30カフェ(もしくは家)で商業簿記・会計学を勉強
8:30-20:00通勤・仕事
20:00-21:30帰宅・夕食
21:30-22:30カフェ(もしくは家)で工業簿記・原価計算を勉強
22:30-24:30ブログ・風呂・読書等
24:30-就寝

仕事が落ち着いていた期間でしたので、仕事は20時よりも早く終わることがありました。
勉強時間は21:30~22:30と固定していたので、仕事が早く終わったとしても、勉強時間を繰り上げることはありませんでした。

空いた時間は余暇に当てていました。

5.休日は自由な時間もたっぷりとる

休日は平日と同じ時間に起きて、速攻で勉強を終わらせました。
友人と会ったり飲んだりする予定は基本的に休日に入れました。

時刻予定
7:00-7:30起床、朝食(パン)
7:30-9:30カフェ(もしくは家)で勉強(商会・工原を1時間ずつ)
9:30-自由
ブログ
23:00-23:30風呂
23:30-就寝

休日の勉強時間も平日と同じ2時間だけと決めて、ほとんど自由な状態を確保したことも半年間リズムを保てた要因だと思います。

6.一日に一回はカフェで勉強して気分をあげる

当時はワンルームマンションで一人暮らしをしておりましたが、ずっと部屋にこもっていると気が滅入ることもありました。

従って、平日も朝1時間か夜1時間のいずれかはカフェで勉強するようにしました。
(休日は朝にカフェで2時間勉強しました)

行動範囲にスターバックス、ドトール、サンマルクカフェがありましたので、それらをローテーションしていました。
頼むメニューはブラックコーヒーかカプチーノであり、平均すると1杯あたり350円程度だったと思います。

半年続けると結構費用はかさみましたが、集中できる書斎としての役割を果たしてくれたので、意味のある投資だったと思います。
また、休日はそのまま居続けることができたので、カフェの雰囲気が好きな私にとってはリラックス時間となりました。

マイボトルを持つ

タンブラーを持っていくと、ほとんどのカフェで20円~50円の割引を受けることが出来ます。毎日カフェに通っていた私にとってはこの割引は初期投資を継続的に回収していくプロセスであり、意思決定会計を自演しつつ悦に入ることのできるひとときでした。

おススメのタンブラーは、カバンに入れても持ち運びやすいスリムタイプです。カフェの自分の机にマイボトルがあるだけでいい気分で勉強できます。気分もあげてくれるおススメのアイテムです。

スターバックス☆スリムハンディーステンレスボトルホワイト

7.音楽はクラシックかヒーリング・ミュージック

私はカフェの喧騒が好きで、音楽を聴かずとも集中できましたが、時には自分の好きな曲をイヤホンで聴きながら勉強し気分転換をしました。

その際には日本語の歌詞が流れると気が散りましたので、クラシックやヒーリング・ミュージックを聴いていました。
個人的にはゲームミュージックも大好きなのですが、聴き入ってしまうため、勉強時間に聴くことは私にとってはマイナスでした。

私が特に良く聴いていたのはバッハやショパンでした。
クラシックやヒーリングミュージックは勉強する際のBGMとして聴くには最適だと思います。

パッヘルベルのカノン~バロック名曲集
ワーナーミュージック・ジャパン

ヒーリング・フォレスト

8.夢を手帳に書くことで現実に引き寄せる

私は手帳に「夢手帳」と題して目標も書いていました。

簿記の勉強を始めた頃はシステムエンジニアとしてのキャリアアップに限界を感じており、是が非でも仕事の幅を広げたいと思っていましたので、私にとって簿記1級の資格取得は絶対に必要なことでした。

その強い思いを忘れないために、勉強を開始した日の手帳に

ぐだぐた考えずにまずは簿記1級を取る!

と書き、6月の本試験の予定と合格発表の日に「簿記1級合格」と書きました。

内面にほとばしる熱い思いを手帳に書いて自分と対話できたことも成功できた要因の一つだと思います。

資格勉強に限らず、手帳を用いて自分の熱い思いと対話することは人生を切り開く力となり得ます。
日記はボケの防止にも良いという声もあるため、若い人の脳にとっても、良い習慣であると言えるでしょう。

マークス EDiT手帳
EDITの手帳は中身はシンプルですが、カバーのカラーバリエーションも多く使いやすかったです。

9.お気に入りのシャーペンを持つ

シャーペンは毎日の勉強・試験会場にも一緒に行く唯一の相棒です。毎日手にするものですので、せっかくなら気分の良くなるお気に入りのシャーペンを持つこともおススメです。

私の場合、パーカーのシルバーのシャーペンを使用しています。なめらかで書き心地も良いです。シルバーのデザイン性も高いわりに値段も良心的なので、長年愛用しています。

10.費用対効果

さいごに、簿記1級の受験に際して掛かった概算費用に対する費用対効果についてお伝えしたいと思います。
6ヶ月でかかった費用は、テキスト・受験料などで約3.5万円でした。専門学校に通えば15万円~20万円はかかりますし、通うまでの交通費や時間を勘案すると、独学はかなり費用対効果が高いのではないかと思います。

費目費用
テキスト/過去問約1.8万円
会計法規集約   3千円
模擬試験/予想問題集約   6千円
受験料約   8千円
小計約3.5万円
カフェ代(180日×1回)約6.5万円
合計約10万円

テキスト等に加えて、カフェにも結構な頻度で行っていたため少しお金がかかりました。

カフェ代は1ヶ月あたり1万円弱でした。しかしながら、この期間は娯楽や交際費は0でしたので、そう考えると安い出費かと思います。

また、会社から簿記1級の資格取得奨励金が10万円でました。

加えて、私の場合は合格によって転職してキャリアの幅を広げることが出来ましたし、その後に通った米国公認会計士の専門学校で妻と知り合うことが出来ました。

従って、簿記1級によって得られたリターンはプライスレスです。

私の人生を素晴らしく変えてくれる程の効果が簿記1級にはありました。
皆さまも苦しい時は諦めずに挑戦し続けて下さい。

併せて以下の習慣チェックリストもご利用下さい。土日に落ち着いた時に振り返ると効果的です。
週末に振り返る勉強習慣チェックリスト

勉強でおいそがしいなか、ここまでお読み頂きまして本当にありがとうございました。
心より応援しております。

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完全独学だと、勉強時間を確保しモチベーション維持に大変な面もあります。

そんな方にオススメなのがTACの日商簿記1級独学道場です。

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  • 動画はダウンロードできるので、外出先でもスマホで動画を視聴できる
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私が完全独学で大変だと感じたのは、法改定の度に自分で調べないといけない、勉強中このやり方でいいのか途中で不安になる、などでした。

テキストや試験の傾向を自分でキャッチアップするのは面倒、仕事で忙しく時間をとれない、という方におすすめです。