恋人や配偶者がいない独り身でいることは「自分の考え一つ」で何でも行動できる点が最大の強みです。
24時間365日をフルに自分の裁量で使うことができますので「時間」という意味では正に贅沢をできる立場だと思います。
近年では国勢調査の結果からも生涯独身を貫く男女が増加してきていることが分かりますが、無視できない割合の方が独り身を謳歌し続ける形となる見込みのようです。
一人でいることは楽な一面もあるかもしれませんが、
- 結婚する幸せ
- 夫婦で過ごす時間の素晴らしさ
- 子供を産み育てることの難しさと感動
いうDNAに刻まれた行為を行うことにも重要な意味があるのではないでしょうか。
大正・明治時代に政治家として活躍した後藤新平の残した言葉に、
- 金を残して死ぬは下なり
- 仕事を残して死ぬは中なり
- 人を残して死ぬは上なり
というものがあります。
上記の言葉を鵜呑みにする訳ではありませんが、素敵な人と出逢って結婚する素晴らしさも味わえたら素敵ではないでしょうか。
立場が人を育てるのか?
最近では結婚の前に既に妊娠しているというケースは当たり前のものになっていますが、着実に幸せな時間を積み上げるためには、やはり物事の順序は大切だと思います。
中には急遽結婚して子供を育てる経験の中で、親として人間として著しい成長を遂げる方もいらっしゃると思いますが、可能であれば事前にできる準備はしておくべきだと思っています。
- 深く考えずに飛び込んでみよう
というのも考え方の一つだとは思いますが
- 事前に準備をした上で飛び込む
というのも一つの考え方です。
無謀とリスクをはき違えないようにすることで、満足できる結果を引き寄せられる可能性が格段に上がります。
更に言うと、
- 立場を求めて
- その立場にふさわしい人間に既になっているつもりで日々を生きる
という流れは引き寄せの法則そのものの考え方であり、物事の順序としても理想であると言えます。
運命の人と出逢う前に取り組んでおきたいこと
一人であっても二人であっても、社会人として必要なのは精神的にも経済的にも自立していることです。
自立に繋がる素養として具体的な観点は以下のものがあります。
精神的自立
- 他力本願ではなく自力志向であること
- 感謝、幸福をいつでも感じ取ることのできる精神を身に着けていること
- 他者を思いやれる心、相手の立場に立てる心を持っていること
身体的自立
- 自分で学び成長できること
- スリムで筋肉質な肉体であること
- 睡眠を含めた生活リズムが整っていること
- 清潔感があること
欲求からの自立
- 食欲を節制できること
- 嗜好品(タバコ、酒)やギャンブルとは無縁であること
- 性エネルギーを節制できること
経済的自立
- 毎月手取り収入の一定割合以上を貯金できていること
- メリハリをつけてただの吝嗇(ケチ)にならないこと
焦らず自分を磨くことが第一歩
上記を達成できれば幸せなおひとりさまであることは間違いありませんし、それほど幸せであるならば余裕を持って運命の人との出会いに引き寄せられるのではないかと思うのです。
急いては事をし損じます。
もし、今の自分に改善の余地がある(と自分自身が思っている)場合には、急いで運命の人を探しても今の自分と似たような人しか見つからないでしょう。
類は友を呼ぶという言葉の通り、理想のパートナーを求めるのであれば、まずは自分が磨かれた状態になることが必要です。
自分磨きをできた幸せな私達と同じレベルの恋人が出来ると考えると、とてもワクワクしてこないでしょうか。